Simbionix ENDO Mentor Suite

消化器内視鏡手技
トレーニングシミュレータ

ENDO Mentor Suiteは、広く認知されているSurgicalScience社製Simbionixブランドの3つのシミュレータを統合し、内視鏡トレーニングに新たな水準をもたらす強力なソリューションとなりました。
GI Mentor、BRONCH Mentor、URO Mentorは、実際の患者に限りなく近い、包括的な仮想環境を創造し、自己管理型学習、プロクタートレーニングや習熟度別トレーニング、アセスメントなど、比類のない教育的価値を提供するシミュレーションプラットフォームです。このマルチスペシャリティプラットフォームは、人間工学に基づき、省スペースで、実際の内視鏡を使用します。チームおよび個人でのトレーニングが可能なため、教育プログラムやトレーニングセンターでの使用に最適です。

ENDO Mentor Suite GI Mentor

上下部消化管内視鏡検査のための最も包括的なハンズオントレーニングで、100以上のタスクと診断／治療用仮想患者症例が用意されています。

ABSが北米の一般外科医卒業生に義務付けているSAGES FESテストの唯一のプロバイダーです。
基本的診断から、複雑な症例、緊急症例、難易度の高いERCP、EMR、ESDの手技まで、最も充実したカリキュラムを提供します。
3D解剖図、ペインインジケータ、バーチャルインストラクターなどの教育用補助ツールにより、ケースパフォーマンス中にダイナミックなフィードバックを提供することでトレーニーの判断や行動、患者の安全性について学習することが可能です。
40以上の研究とスキルトランスファーを実証した、最もエビデンスに基づいた消化器内視鏡用シミュレータです。

ソフトウェアモジュール

1. サイバースコピーモジュール

サイバースコピーモジュールは、基本的な消化器内視鏡機能の取得を最適化することを目的としています。非解剖学的環境では、基本的なスコープ操作、手と目の協調、スコープとツールの正確な操作など、内視鏡の必須スキル習得に集中できます。このモジュールには 2 つのサイバースコピーケースが含まれており、それぞれが 2 つのレベルの難易度をサポートしています。

エンドバスケット
エンドバブル

エンドバスケット

2. 上部消化管検査モジュール

2 つのモジュールのそれぞれで 10 の仮想患者ケースを実践できます。典型的な病変の特定を含め、上部消化管の完全な観察と評価を実行します。

上部消化管内視鏡検査

3. 下部消化管検査モジュール

下部消化管の完全な観察と評価を実行します。 2 つのモジュールには、それぞれ 10 人の仮想患者が含まれています。研修生は、腸のループや複雑な結腸の解剖学的構造など、現実に即した状況に遭遇し、生検やポリペクトミーなどの臨床処置を実践する必要があります。

ポリペクトミー

4. 緊急出血モジュール

制御された環境で消化管出血状況の管理を実践するための学習機会を提供します。モジュールは、上部消化管で緊急出血を示す仮想患者で構成されています。これらの困難な症例は、さまざまな内視鏡ツールを使用して、直ちに診断と治療を行う必要があります。これらのストレスの多い状況に遭遇することは、研修生が出血状況の実際の発生に備えるのに役立ちます.

アドバンス出血処置

5. S状結腸検査モジュール

このモジュールは、S 状結腸鏡検査手順のトレーニングの必要性を満たすように設計されています。 10人の仮想患者ケースは、多数の病状を特定し、困難で異常な解剖学を練習し、必要な手技の経験を積む機会を提供します。

S状結腸鏡検査

6. GI スキルコンペティションモジュール

7. EFS（消化器内視鏡基本）トレーニングモジュール

チュートリアルと指定されたスキルタスクを提供し、消化器内視鏡検査の基本事項の学習と能力の習得を通じて研修生をガイドします。対処するスキルタスクは、SAGES* によって定義された 5 つの分解されたスキルに準拠しています。

内視鏡ナビゲーション
粘膜評価
ターゲティング
後屈
ループリダクション

※Surg Endosc. 2014 Mar;28(3):701-3. doi: 10.1007/s00464-013-3299-3. Epub 2013 Dec 7.

このシミュレーションモジュールを使用すると、技術的な内視鏡検査のパフォーマンスの基本的要素の習得を促進できます。そのため、このモジュールは、研修生が臨床行為の準備を支援することを目的としており、SAGES の助けを借りて開発され、ABS によって要求されるAmerican Board of Surgery (ABS) Flexible Endoscopy Curriculum などのカリキュラムプログラムに関連して適切に使用できます。 2018 年に始まるすべての一般外科レジデンシーの卒業生を対象としています。

ターゲティング

粘膜評価

ナビゲーション

8. ERCP（内視鏡的逆行性胆管膵管造影）モジュール

内視鏡的逆行性胆道膵管造影 (ERCP) モジュールは、内視鏡ビューと透視ビューを同時に表示するための分割画面を備えています。乳頭括約筋切開術、結石摘出術、ステント留置術などの診断および治療処置には、さまざまな内視鏡ツールが利用できます。学習者は、総胆管と膵管の両方のさまざまな解剖学と病状を持つ 18 の仮想患者ケースを練習する機会があります。

カニュレーションと乳頭括約筋切開

造影剤の注入

ステント留置

9. EUS（超音波内視鏡検査）モジュール

内視鏡超音波 (EUS) モジュール
独自の EUS モジュールセットには、教育用のタスクモジュールが含まれており、超音波内視鏡検査の手順に理想的な練習環境を提供します。ユーザーは本物のスコープを操作して、リアルタイム超音波ディスプレイを表示します。研修生は、正しいスコープ操作、超音波画像の解釈、およびランドマークの識別に関する経験を積むことができます。リアルな 3D 解剖学的表現などの特別な視覚補助は、ユーザーが自由に使用できます。パフォーマンスごとに客観的なフィードバックが得られます。

10. EMR/ESD（内視鏡的粘膜切除術/粘膜下剥離術）モジュール

トレーニングケースは、現実的な解剖学と生理学を特徴とする完全な仮想患者環境を提供すると同時に、合併症管理を含みます。内視鏡的粘膜切除術 (EMR) シミュレーションは、一般的な注入材料、スネア装置、および合併症治療を使用しながら、さまざまな病理学的病変に対する注射支援ポリペクトミーの実践を提供します。内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) シミュレーションは、ガイド付き環境とガイドなし環境の両方で、病変の境界や円周切開のマーキングなど、手順のさまざまなステップを練習するためのタスクを提供します。